会期
2025.11.1 (土) - 2 (日)
会場
札幌コンベンションセンター
主催
(一社)日本薬局学会 / (一社)日本保険薬局協会

ご挨拶

第19回日本薬局学会学術総会開催にあたって

政田 幹夫

一般社団法人日本薬局学会 理事長
政田 幹夫

皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、一般社団法人日本薬局学会の活動に対し、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

この度、第19回日本薬局学会学術総会を2025年11月1日(土)2日(日)の2日間にわたり札幌コンベンションセンターにて開催させていただくこととなりました。今回、2008年第2回学術大会以来の札幌開催であり、また昨年同様ハイブリッド開催でもあります。昨年のパシフィコ横浜での第18回学術総会同様、一層多くの皆様方に参加していただけることを期待しています。

本年の学術総会は、大会長田中義寛((株)メディカルシステムネットワーク代表取締役副社長)氏のもとに「岐路から希望へDX の先にある未来~北の大地から全国へ~」をテーマに行われ、特別講演・基調講演・5 つの教育講演・14 のシンポジウム・ショートシンポジウム・10 のランチョンセミナー・5 つのデザートセミナーと多彩なプログラムが用意されています。演者も行政・病院・大学・企業・薬局等々と多彩な顔ぶれで、興味深い学術総会となる事と信じています。

学会のあるべき姿として、薬剤師・薬局従事者・医療従事者として学術・研究・教育に取り組み、薬学及び医療の向上・国民の健康に貢献し、より良い医療環境の創造を成し遂げなければなりません。その為にも、学術総会においても、シンポジウムを始め一般演題(口頭・ポスター)において活発な質疑応答・議論により学術総会を一層盛り上げ、学会活動を充実していくことを祈念しています。

末筆になりますが、日本薬局学会並びに会員の皆様の益々の発展を祈念いたしています。


田中 義寛

第19 回日本薬局学会学術総会 大会長
田中 義寛

第19回日本薬局学会学術総会の開催にあたり、皆様に心より御礼申し上げます。平素より、一般社団法人日本保険薬局協会ならびに一般社団法人日本薬局学会の活動に格別のご高配を賜り、厚く感謝申し上げます。本総会が、ご多忙の中お集まりいただいた皆様にとって実り多き時間となることを願っています。

本年は、2025年11月1日(土)、2日(日)の二日間、札幌コンベンションセンターを主会場とし、さらにWEB 配信とのハイブリッド形式で開催する運びとなりました。豊かな自然と都市機能が融合した都市、札幌で薬局業界の未来を切り拓くための議論を深められることを大変喜ばしく思います。

第19回学術総会のテーマは「岐路から希望へ DX の先にある未来~北の大地から全国へ~」と掲げました。薬局業界は今、人口減少と高齢化、労働力の偏在、患者ニーズの多様化、そして異業種からの参入など、多くの課題に直面しています。まさに「岐路」に立たされていますが、デジタルトランスフォーメーション(DX)は、これらの課題を乗り越えるための強力な手段であり、その活用によって、より質の高い人と人との関わりを築くことが、「希望」ある未来へと進むカギとなると確信しています。

今回のプログラムでは、このDX を軸に、薬局の新たな可能性を探る企画を多数ご用意いたしました。基調講演では前厚生労働省医薬局長の城 克文先生に、理事長講演では一般社団法人日本薬局学会理事長の政田 幹夫先生にご登壇いただきます。また、特別講演では、東京大学大学院薬学系研究科薬品作用学教室教授の池谷裕二先生を演者にお招きし、「脳とAI、そして未来へ」というテーマでご講演いただきます。AI と医療DX の最前線でご活躍されている先生から、多角的な視点での知見を共有いただけることは、本総会の大きな目玉となるでしょう。

その他にも、薬剤師の職能発揮を促すアカデミックな内容から、薬局経営、さらには災害医療やトレーシングレポートの活用、OTC の未来予測など、幅広い分野にわたる講演やシンポジウムが目白押しです。一般演題は228 演題が登録されており、活発な議論が期待されます。

展示会場では、最新の機器やサービスが紹介され、未来の薬局を体験できる絶好の機会となるでしょう。協賛企業も多数ご参加いただいており、2025年9月20日現在で共催セミナーは15社、展示出展は64社となっています。新たな発見とビジネスチャンスを掴んでいただけることを期待しています。

本総会が、薬局業界が直面する課題を乗り越え、DX の力を最大限に活用することで、患者様にとって真に価値ある薬局へと進化するための「希望」を見出す場となることを心から願っています。皆様と共に、北の大地から全国へ、薬局の未来を切り拓くメッセージを発信してまいりましょう。

結びに、ご参加の皆様のご健勝と、本学術総会の成功を祈念し、私の挨拶とさせていただきます。

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