会期
2022.11.5 (土) - 6 (日)
会場
福岡国際会議場
主催
(一社)日本薬局学会 / (一社)日本保険薬局協会

ご挨拶

第16回日本薬局学会学術総会の開催にあたって

首藤 正一

一般社団法人日本保険薬局協会 会長
一般社団法人日本薬局学会 会長
首藤 正一

皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、一般社団法人日本保険薬局協会及び一般社団法人日本薬局学会の活動に際しまして、格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

さて、このたび16回目を迎えることとなりました日本薬局学会学術総会を、令和4年11月5日(土)・6日(日)の2日間にわたり福岡県の福岡国際会議場にて開催させていただく運びとなりました。新型コロナウイルスの影響により前々回の学術総会は中止となり、前回も感染拡大防止の観点から完全リモートでの開催となっておりましたが、今回は3年ぶりの現地開催を予定しております。

「変革への挑戦~未来の医療を支えるために~」をテーマとした今回の総会では、保険薬局そして薬剤師が地域医療の中で将来に向けてどのような役割を担っていくのか、それを実現するためにどのような取り組みや技術開発が進んでいるのか等を広く共有し、未来の薬局の姿を認識し合える場に出来たらと思っております。「骨太の方針2022」には「医療DX」が明記されており、オンライン資格確認の義務化や電子処方箋の導入もスケジュール化されています。今後、薬局のデジタル化は急速に進むこととなるでしょう。リフィル処方の普及等も含め、我々がこれから取り組むべきことは少なくありません。また、薬学生や一般市民の皆様に向けては、市民公開講座や展示等を通して、保険薬局が活躍できる未来について理解を深めていただける機会になることを願っています。

薬局の現場では、日々の業務に加えて、新型コロナ抗原検査キットの供給、電話相談や問い合わせ等々大変多忙な毎日を送っていることと思います。このような状況下でも、本学術総会に向けて一般演題口演やポスター発表のための研究を重ね、参加していただく薬剤師並びに関係者の皆様には心より敬意を表します。また、全国各地からお集まりいただきます参加者の皆様には、活発な意見交換や情報収集の場として、有意義にご活用いただきますことを祈念しております。

最後になりますが、本総会のために貴重なお時間を頂戴しご講演を賜ります先生方と、ご協力いただきます企業の皆様に、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

一般社団法人日本保険薬局協会 会長
一般社団法人日本薬局学会 会長
首藤 正一

藤井 江美

第16回日本薬局学会学術総会 大会長
坂本 賢治

皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は、一般社団法人日本保険薬局協会及び一般社団法人日本薬局学会の活動に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび、第16回日本薬局学会学術総会を令和4年11月5日、6日の2日間、福岡国際会議場とWEB配信とのハイブリットにて開催する運びとなりました。

令和2年からの新型コロナウイルス感染拡大においても、地域包括ケアシステムの一員として、地域の医療、介護を支え、地域住民の健康を支えるという薬局、薬剤師の役割はますます大きくなっています。安心、安全な医薬品供給・医療の提供に努め、患者個々に質の高い薬学的管理を実践するために地域の医療機関・介護施設・行政などと、これまで以上に連携を深めていく必要があります。

また、オンライン服薬指導や電子処方箋の発行など、医療提供体制の変革に対しても、全ての医療者が知恵を出し合い対応することが求められます。

そこで、第16回大会テーマは「変革への挑戦~未来の医療を支えるために~」と致しました。薬局に関わる全ての人々がこの変革に立ち向かい、一人ひとりの工夫・努力が未来の医療を支えるという想いを込めました。

このテーマに基づき、著名な先生方をお招きしての基調講演、特別講演、教育講演のほか、シンポジウム、共催セミナーでは、トップランナーの先生方の講演を行います。また、一般演題発表の数は200を超え、ポスター会場では日頃の研究成果、業務工夫の取り組みを発表致します。そのうち優秀演題として選出された12演題は6日に口頭発表を行います。新しい未来を担う薬剤師の活躍に是非ご注目ください。

福岡での開催は、第6回学術総会以来10年ぶりとなります。福岡県には「令和」の由来となった万葉集の「梅花の宴」が開かれたとされる太宰府市の坂本八幡宮がございます。当時、梅は中国から渡ってきた珍しいもので、これを題材に和歌を詠んだ九州の高官たちの好奇心・探求心は、現代に引き継がれております。現地参加とWEB参加、いずれの皆様にもご満足いただける学術総会となりますよう努めてまいります。

最後に、本学術総会開催にあたり、多くの関係者・市民の皆様におかれましては、本会の趣旨をご理解いただきますとともに、ご支援・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

第16回日本薬局学会学術総会 大会長
坂本 賢治

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