ご挨拶

一般社団法人日本保険薬局協会/一般社団法人日本薬局学会　会長
首藤 正一(株式会社アインホールディングス 代表取締役専務)

皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、一般社団法人日本保険薬局協会及び一般社団法人日本薬局学会の活動に際しまして、格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

さて、このたび15回目を迎えることとなりました日本薬局学会学術総会を、令和3年11月6日(土)・7日(日)の2日間にわたり開催させていただく運びとなりました。当初は、千葉県の幕張メッセを予定しておりましたが、新型コロナ感染拡大防止の観点から熟考を重ねた結果、やむを得ずオンラインに切り替えての開催とさせていただきました。前回、横浜市にて予定しておりました第14回学術総会は中止とさせていただき、それに変えてファーマシーセミナープレミアムをオンラインで開催させていただきました。大変残念な選択でしたが、オンラインという新たな取り組みに挑戦でき、通常では会場に足を運べない方々にも参加の機会を提供できることが確認できたことは、一つの収穫だったと思っております。

世界的に新型コロナ感染の拡大も続く中、日本では今こそ医療提供施設としての｢保険薬局｣、そして医療従事者としての｢薬剤師｣の存在感が問われており、新たなフィールドへと積極的に踏み込んでいくことが求められているのではないでしょうか。今回の学術総会は、これらをテーマとしてウィズコロナ、アフターコロナ時代の薬局・薬剤師のあるべき姿、ビジョンを作り上げるための絶好の機会となるでしょう。

昨年は改正薬機法の一部施行によって、遠隔服薬指導等、保険薬局にとっての新たな取り組みも始まり、本年からは｢地域連携薬局｣｢専門医療機関連携薬局｣といった認定制度もスタートしました。また、｢薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会｣が昨年から今年にかけて開催され、薬剤師も各界から注目されているところです。

薬局の現場では、日々の業務に加えて、新型コロナ感染対策や地域でのワクチン接種への協力等々、大変多忙な日々を送っていることと思います。このような状況下でも、本総会に向けて一般演題口演やポスター発表に向けて研究を重ね、参加していただく薬剤師並びに関係者の皆様には心より敬意を表します。また、オンラインでの開催ではございますが、参加者の皆様におかれましては、活発な意見交換や情報収集の場として、有意義にご活用いただきますことを祈念しております。
最後になりますが、本総会のために貴重なお時間を頂戴しご講演を賜ります先生方と、ご協力いただきます企業の皆様に、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

一般社団法人日本保険薬局協会/一般社団法人日本薬局学会
会長 首藤 正一
(株式会社アインホールディングス 代表取締役専務)

第15回日本薬局学会学術総会 大会長
藤井 江美(株式会社アイセイ薬局 代表取締役社長)

皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、一般社団法人日本保険薬局協会及び一般社団法人日本薬局学会の活動に格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

さてこのたび、第15回日本薬局学会学術総会を、令和3年11月6日、7日の2日間、WEBにて開催する運びとなりました。

今回のテーマは｢今こそ存在感！～薬剤師の新たなフィールドへ～｣です。
コロナ禍において、私たち薬剤師への期待と役割は大きく変化しています。｢対物から対人へ｣｢多職種との連携｣｢ワクチン接種への協力｣、一人ひとりの薬剤師がその真価を発揮し活躍されているのではないでしょうか。そしてアフターコロナを見据え、更なる存在感を示す時が来ています。
このような背景のもと、著名な先生方をお招きしての講演をはじめ、シンポジウム・共催セミナーなどで今回のテーマに基づき、多岐にわたる内容が発表される予定となっています。またポスター発表・学会賞では、薬剤師の皆様の日頃の研究成果発表も行われます。様々な講演・研究成果等々に触れていただき、皆様の糧としていただければ幸いです。

昨年の学術総会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、中止となってしまいました。本年度は何とか現地開催をすべく進めて参りましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。しかしながら、WEB開催の良さを活かした学術大会運営を行い、参加される皆様に少しでもご満足いただけるよう努めております。全国各地から多数の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第15回日本薬局学会学術総会 大会長
藤井 江美
(株式会社アイセイ薬局 代表取締役社長)